初盆の引き出物ってどんな品物が良くて、どんな熨斗紙をつけるの?手提げ袋は?包装紙は?御礼のカードは必要?…初盆の引き出物について現役の贈答ギフトアドバイザーが徹底解説します。

以前【初盆とは何??法事と何が違うの?準備するものは?いつ何をどのようにして?】というコラムを書かせていただきました。
そちらでは初盆について徹底的に解説しましたが、引き出物についてはあまりお話していませんでした。
今回は初盆(新盆)で必ず必要になってくる引き出物について詳しく解説していきます。
このコラムを読めばきっと初盆を安心して迎えることが出来ると思います。不安なことは何でも相談してください。


【初盆とは何??法事と何が違うの?準備するものは?いつ何をどのようにして?】のコラムをお読みでない方は
ぜひこちらより一緒にお読みいただければ幸いです↓↓

初盆(新盆)の引き出物(お返し)とは

お盆中に線香代・盆提灯・盆提灯代・香典・お供え物などを、頂いたときのお返しのことを言います。
お返し(返礼品)は、お菓子やお茶・タオルなど、法要での一般的な返礼品を参考にして選ぶことをオススメしています。
お返し(返礼品)の品物の用意する数の目安としては、ご葬儀会葬者(会葬御礼の品)の3分の1程度がよいと言われております。例えば、ご葬儀時に会葬者数100名様だとすれば、初盆のお返しは3分の1程度の30~40個を用意。もちろん地域性やご家庭差はありますし、最近では家族葬も増えてきてますので4分の1程度でよかったとも言われることもあります。
ただ後で足りなかったということのないように多めにご準備されることをオススメしております。 

のし紙について

品物にかけるのし紙(掛け紙)は、地域や宗派の慣習に従って表書きや文字の印字の色などを決めていきます。
選ぶポイントとしては4点です!
①水引の色  ②表書き  ③印字する文字の色  ④のし紙の掛け方  です。

水引の色

「蓮(ハス)のし」は、仏教でよく使われます。仏教らしく蓮の絵が入っているので好まれています。
「黄白のし」は、関西・中国・四国で使われています。仏教、神道、キリスト教で使えます。
「白黒」のしは、全国的に使われています。神道やキリスト教などの仏教以外でも使います。
「黒白」「黄白」の使い分けには明確な決まりがなく、地域と宗派によって違うこともあれば、法事の年数によって使い分けることもあります。
例えば、一周忌までは「黒白」で、それ以降の法事やお盆、お彼岸は「黄白」を使うという使い分けをする場合があります。

②表書き

のし上:「志」「初盆志」「初盆供養」「新盆志」「新盆供養」「粗供養」
※多く用いられているのは、志・初盆・初盆志などが多いようです。

のし下:「苗字のみ」「○○家」「施主氏名」
※一般的に多いのは「苗字のみ」か「○○家」です。
※親戚やご近所の方が多い場合「施主氏名(フルネーム)」でも可。
 
※神道(神式)での新盆の場合(神道では、仏式の初盆のことを「新盆祭」「新御霊祭」といいます)
新盆祭のお返しの時は、黄白の掛け紙に
のし上:「志」「しのび草」「新盆祭志」
のし下:「施主様の苗字」「施主氏名(フルネーム)」としてお返しします。
(神式の新盆のお返し品も、同じくそうめん、洗剤、食品などが多いです。)

③印字する文字の色

のし紙の表書きは、慶事は濃い墨、弔事は薄い墨で書くのが基本とされていますが、関東の一部では法事のお返し、引出物は濃い墨で書くことがあります。法事を行う地域の慣習に合わせるのが一番です。
ちなみに弔事の場合に薄い墨で書く理由は、悲しみの涙で墨がにじむ気持ちを表すためと言われています。また、悲しみを薄め流したいと言う意味や、墨をする間も惜しんで駆けつけたとする説もあります。

④のし紙の掛け方

「内のし」は、品物に直接のし紙を貼り、その上から包装紙で包みます。
「外のし」は、包装紙で包んだ後で、その上にのし紙を貼ります。
のし紙には、贈り主名と名目が書かれているので、外のしは一目で分かりやすいのが特徴です。一方、内のしは控えめな印象があります。
地域別で見ると、関東は外のし、関西は内のしが主流となっています。
品物を渡すときの状況によっても異なります。例えば、仏前へのお供えのようにたくさん人が品物を持ち寄る場合は、誰からの贈り物かがはっきりと分かる外のしが良いでしょう。
逆に、法事の引出物の場合は施主からの贈り物であることは分かっていることなので内のしでも良いでしょう。
宅配便で送る場合は外のしだと破れてしまうので、内のしにすることもあります。

のし紙(掛け紙)については地域や宗派によって様々となります。
大切なのは地域や宗派の慣習に合わせることです。同じ県内でも市町村単位で異なることもありますし、近所でも宗派で異なることもあります。
まずはお寺や親戚、近所のお年寄りに相談してみると良いでしょう!

メッセージカードについて

ご注文の商品に無料でお付け出来る初盆専用のメッセージカード。
当日来ていただいた皆様に直接お礼を伝えることが出来たら理想的ですが、一人一人きちんと御礼を伝えることは難しいかもしれません…
そこで返礼品にメッセージカードを添えることで、感謝の気持ちを伝えることが出来るため、初盆商品ご注文の皆様ほとんどの方がメッセージカードを付けられております。

手提げ袋について

商品の大きさに見合った紺色の手提げ袋を無料でお付けしております。
お客様によっては、返礼品とは別に飲料(ペットボトルのお茶など)やお土産の品をお渡しされる場合もございます。
その場合、まとめてお渡し出来るよう白無地紙袋をご準備することも可能です。もちろん無料です。
ご注文時にご要望欄またはメールにて必ず【紙袋希望】とご連絡くださいます様お願い申し上げます。
しかし商品の大きさによっては紙袋がとても大きくなる場合がございます。その旨予めご了承下さいます様お願い申し上げます。
※事前に紙袋の大きさをお伝えすることも可能です。

包装紙について

仏事でお使いいただける包装紙6種類をご準備しております。
柄があまりないシンプルな包装紙や少し明るめの包装紙など取り揃えております。
どれが良いのか決めれない場合は、ご注文時【おまかせ包装紙】をお選びください。
6種類の中からお包みし、ご準備させていただきます。

返品可能なおすすめ商品について

お渡しする商品の金額はだいたい500円~2,000円程度のものが多いようです。
また、香典としていただく金額は故人と参列者との関係性によっても異なります。
そのため、前もって用意しておいた引出物の金額がいただいた香典に対してつり合わないケースも少なくありません。
この場合は、後日改めて超えた金額分のお返しをするようにしましょう。

高額なお返しでよく選ばれているのは、カタロギフトかと思われます。
カタログギフトのみでも良いのですが、当店限定で販売しております【カタログギフト+α】が大変人気です。
カタログギフト+お菓子や+タオルなど選べるところも魅力的です。

下記より【カタログギフト+α】一覧のページへ進むことが出来ますのでぜひ一度ご覧になってみて下さい。
(↓画像を押すとページへ飛びます。)

商品についてもっと詳しく内容を確認した場合は、下記より【初盆人気商品 徹底ランキング】よりご確認いただけます。

当店では日本贈答文化協会認定の贈答ギフトアドバイザーの資格を有するスタッフが、お客さまの想いを形にするギフト選びのお手伝いをいたします。
その他、お見舞いお返し・快気祝いでお悩みな点や、疑問点・相談してみたい事がありましたら、メールお問い合わせフォームまでお気軽にどうぞ。

お問い合わせフォーム

ご注文・お問い合わせに関しましてもインターネットが難しいようであればお電話・メール・FAXにて承ることも可能です。またインターネットでの商品検索など難しいようであれば、カタログを一式ご自宅まで無料でお届けすることも出来ますので、下記までにご連絡お願い致します。

【お問い合わせ窓口】
「賢者のギフト」Yahoo!店 (ギフト館ふじむら丸亀店内)
763-0071  香川県丸亀市田村町402-1
【お問合せメールアドレス】
support@gift-f.co.jp
【ストア営業日/時間】
【電話】0877-85-3606
【FAX】0877-85-5010

Scroll to Top